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進路はどう決めていますか? ― 「自由の学風」が教えてくれたこと【船橋市行田町の進学塾 わたしの学習塾】

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早いもので、もう11月になりました。

日が暮れるのも早くなり、朝晩の冷え込みに冬の気配を感じます。

受験生にとってはここからが本番。

目の前の勉強に追われる日々の中で、「そもそも自分はどんな道を進みたいのか?」と考える時間がなかなか取れないかもしれません。


でも実は、「進路をどう決めるか」は、点数や偏差値だけではなく、“自分が何を面白いと思うか”を見つけることから始まります。

今日はそのことを、私自身の体験を通してお話ししたいと思います。



京都大学との出会い ― 憧れの原点


私は京都大学工学部石油化学科(現・理工化学科)の出身です。

高校生のころ、京都大学の福井謙一先生がノーベル化学賞(1981年)を受賞されたことを知り、

「自分も科学の世界で新しい発見をしたい」と強く憧れ、進路を決めました。


私が入学したときには、すでに福井先生は退官されていましたが、

先生の研究や探究心、そして“自ら考えることを尊ぶ姿勢”は、学科全体に受け継がれていました。


「自由の学風」――自分で考え、自分で決める


京都大学には、「自由の学風」という言葉があります。

それは、“与えられた答えを覚える”のではなく、“自ら問いを立て、考える”ことを最も大切にする精神です。


間違えてもいい。遠回りしてもいい。

大切なのは、「自分の頭で考え、納得して決めること」。


この考え方は、私が人生の大きな岐路で進路を選ぶときにも、そして今、子どもたちを指導する上でも、変わらず大切にしていることです。


ノーベル賞ゆかりの学科に受け継がれる精神


京都大学工学部石油化学科は、ノーベル賞にゆかりの深い学科です。

福井謙一先生(1981年受賞)をはじめ、

リチウムイオン電池の開発で知られる吉野彰先生(2019年受賞)、

そして本年の北川進先生(2025年受賞)。


同じ学科・専攻から3名ものノーベル化学賞受賞者が誕生しています。

また、吉野彰先生は、私の母校・大阪府立北野高校の大先輩でもあります。


高校・大学と、「自由の学風」の中で学び、偉大な先輩方に導かれた経験は、

「学ぶことの楽しさ」と「考えることの面白さ」を私の中に深く刻みました。


子どもたちに伝えたいこと


ノーベル賞を受賞された先生方に共通するのは、

“考えることをやめなかった”という姿勢です。


特別な才能ではなく、地道な探究心と粘り強さ。

「なぜだろう?」を追い続ける気持ちこそが、世界を変える原動力なのです。


私の塾でも、子どもたちが“自分の頭で考える”ことを何より大切にしています。

すぐに答えを求めず、失敗を恐れず、自分なりに考える時間を楽しむ――

それが、どんな時代にも通用する“生きる力”につながると信じています。


おわりに


ノーベル賞のニュースを聞くたびに、

「学ぶとは、誰かの真似をすることではなく、自分の中に問いを持つこと」だと改めて感じます。

進路選びも同じです。

親や先生の期待ではなく、自分の心が動く方向に、誠実に向き合ってほしい。

その姿勢こそが、人生を豊かにする最初の一歩だと思います。


これからも、わたしの学習塾では

「考える力」「挑戦する心」、そして「自分で道を選ぶ勇気」を育てる指導を続けていきます。


※参考:

  • 福井謙一先生(1981年 ノーベル化学賞)

  • 吉野彰先生(2019年 ノーベル化学賞)

  • 北川進先生(2025年 ノーベル化学賞)



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